Nov 21, 2009

Web制作なら、インターネット上で確認してみよう

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 ◇「よくしてもらっても、早く家に…」

 福島第1原発事故の避難者支援で、栃木県那須町の那須観光協会と那須町商工会那須高原支部は6日、同町スポーツセンターで避難生活を送る住民に温かい食事を味わってもらおうと、地元のB級グルメ「那須のすいとん」を振る舞った。

 両団体の代表らが昼食時に訪れ、避難所近くの町文化センターの厨房(ちゅうぼう)を使い、3種類の「那須のすいとん」約240食分をつくった。約100人の避難者が次々と訪れて、作りたてのすいとんを味わった。

 那須のすいとんを食べたのは初めてという、福島県浪江町の立川トク子さん(80)は「おいしく食べさせてもらいました」と笑顔。孫の強太さん(13)も「3種類全部食べた。おいしかった」と満足そうだった。

 トク子さんはもてなしに感謝しつつ、「なんぼ待遇をよくしてもらっても、早く自分の家に帰りたい」とポツリ。そして「いつものように近所の友達とお茶飲み話をしたい」とつぶやいていた。

 ◇当番制で自炊

 また、同日から同スポーツセンターでは、避難している住民たちが「自分たちの食事は自分たちの手で」と、当番制による自炊を始めた。

 同センターの避難者約120人に対しては、町が中心となって3食が提供されてきた。しかし、福島第1原発事故は一向に収束の兆しが見えず、長期化が予想されるため、避難者側から「炊事は避難者で」との声が上がったという。

 町民有志から持ち込まれた食材を活用。近くの町文化センターの厨房で1班6人ずつ、計5班が交代して食事を作る。6日の朝食メニューはスクランブルエッグ、浅漬け、ノリ、みそ汁だった。

 避難者による炊事を提案したという福島県大熊町の井上和子さん(54)は「自分たちでやれることは、自分たちでやるのが当然。働いている方が気がまぎれると思う」と話していた。【柴田光二】

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 東京電力は7日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器に水素ガスがたまって爆発するのを防ぐため、容器内に不燃性の窒素を注入する作業を続けた。同日午前1時半ごろには格納容器本体に窒素が入り始めた。東電は「格納容器内の圧力は順調に上昇しており、問題は生じていない」と話す。

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 1?3号機では核燃料棒の損傷で発生した水素や、強い放射線で水が分解してできた酸素が格納容器内にたまり、濃度が高まった場合、爆発する危険があるとみられている。東電は約6日間かけて窒素を約6000立方メートル注入し、格納容器内の気圧を約1気圧上げて約2.5気圧にする予定。

 また、東電は7日、2号機で高濃度の放射性物質が見つかったトレンチ(トンネル)の水位が7日午前7時までの24時間で約5センチ上昇したと発表。「他に流出経路はなく、止水の効果が出た」と説明している。

 一方、東電は2号機取水口付近で採取した海水から法令限度の約14万倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。止水前に最大だった約750万倍から低下したが、東電は「濃度の低下と止水成功の因果関係は不明」と慎重な立場だ。【河内敏康、平野光芳、酒造唯】


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 JR東北線は7日、東日本大震災で運転を見合わせていた福島―岩沼間が再開した。既に仙台―岩沼間は運行しており、仙台と福島を結ぶ在来線が復旧した。12日にも東北新幹線の那須塩原―福島間が再開する見通しで、仙台と東京が在来線と新幹線による鉄路で結ばれる。
 JR東日本仙台支社によると、東北線福島―岩沼間は快速も復活。福島―白石間は通常ダイヤで、白石―岩沼間は通常の95%の運行本数を確保する。仙台―岩沼間は通常運行。
 9日には仙台―岩沼間が他在来線の運休に伴う旅客増に対応し、一部列車を増便する。同日、松島―小牛田間も再開。4月中旬に黒磯―安積永盛間と小牛田―花泉間がそれぞれ運転を再開し、全線が復旧する見込み。
 東北新幹線も7日午後、運休区間のうち一ノ関―盛岡間で運転を再開。4月下旬の福島―一ノ関間の復旧で、全線再開となる見通しだ。
   ◇
 警察庁の7日午前10時のまとめで、震災の死者は宮城、岩手など12都道県で1万2596人、行方不明者は宮城、岩手、福島など6県で1万4747人となった。死者・不明者は計2万7343人。宮城県警によると、県内の死者は7680人。
 被害が大きい東北3県のうち宮城以外の死者は岩手3687人、福島1168人。

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